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2026.06.03

【広報徒然日記】工場が危機を乗り越えた話

先日、新聞社の取材を受けました。
テーマは「ホルムズ海峡の影響について」。

そこで、工場が危機を乗り越えた話を聞いて、とても興味深かったので共有します。

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2025年3月のこと。
カイタックグループの工場で使っているボイラーの燃料、重油の供給が突然「半分に制限する」と通告が来たんです。

ホルムズ海峡閉鎖の余波はこんな形で影響してくるという。。。

3月から4月といえば、アパレルの製造現場では春物の追い込みとゴールデンウィーク商戦の仕込みが重なる、一年で一番忙しい時期。
そのタイミングで「このまま使い続けると、あと1週間で燃料が底をつく」という状況になりました。

さあ、どうする。

代替案としてまず浮かんだのが灯油への切り替えだったのですが、これがなかなか大変で。
工場が1日に使う燃料は約1,000リットル。
でも当時は灯油の配送を断られてしまい、20リットルのポリタンクを50個分、従業員がスタンドに自分たちで買いに行くしかない状況だったんです。
さすがにそれは現実的じゃないですよね。

そこで浮上したのが、ガスボイラーへの切り替えという案。
ただ当時は同じ状況に困った同業他社が殺到していて、設置まで3か月待ち。
6月以降にしか対応できないと言われていました。

ところが3月18日、「1台だけキャンセルが出た」という連絡が入ります。

ここからが早かった。
工場長が比較資料をまとめて社長にメールを送り、出張中だった社長がその資料を遠方で確認して、1,000万円規模の投資をその日のうちに決断。
おかげで4月初旬にはガスボイラーが稼働しはじめました。

とはいえ、3月26日には重油の在庫が完全に底をついてしまって…。
ガスが動き出す4月2日まで、実はぽっかり1週間の空白期間があったんです。
その間をつないでくれたのが、地元の燃料商さん。
窮地と聞いて燃料を融通してくださいました。
本当に感謝です。
 

現在はガスと重油を7対3で使い分けるかたちで落ち着いています。
一つのエネルギー源に頼りすぎないよう、あえて両方を残している形です。

(工場長の話を本人語りバージョンでお送りしました。)

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事業をしていると色々ありますが、トップの早い判断、リーダーの多方面からの対策を考えて備える力、取引先の協力や情報量、今回の場合はどれが欠けても成り立たなかった例ですよね。

自分事に置き換えても考えさせられた一件でした!

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